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歯科衛生士から
2023年2月4日
歯周病ってどんな病気??
30歳以上の成人の約80%がかかっていると言われる病気、歯周病とはいったいどんな病気なのでしょうか?
歯周病とは、お口の中の細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)に炎症を起こし、歯を支える骨が溶けてしまう病気です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉が炎症を起こして赤くなったり、腫れたり、出血したりします。ほとんどの場合、痛みが無いため歯周病の進行に気づくことが出来ません。
歯周病は予防でき治療も可能です。 大切なのは予防と早期発見、治療、そして継続的なメインテナンスです。
歯周病の原因菌は歯垢(プラーク)。歯や歯と歯茎の境目(歯の溝)に潜んでいるので、ためない、増やさないことが大切です。
歯周病予防に大切な事は、、、。
1. 正しい方法で毎日ブラッシングを行う。
2. 歯科医院で歯石を除去し、歯や歯の根を滑らかにする。
3. 傷んだ歯肉、骨を治療して健康に近い歯肉にする。
4. 歯科医師や歯科衛生士による専門的なクリーニングや健診を定期的に受ける。
以上が歯周病からお口を守るために重要なことです。
気になる症状がある方は、歯科医師、歯科衛生士にご相談下さい。