ブログ|流山市東初石・おおたかの森の歯医者|ここなつ歯科

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お子さんの歯磨き

2021年8月16日

幼児期のむし歯予防は親御さんの管理がとても重要になってきます。毎日歯を磨く習慣が身についているか、磨き残しがないように技術を習得しているか、など幼児期は発達が未熟なため、この時期の親御さんの仕上げ磨きが大切です。

幼児期の子供は飲食回数がおおいですが、毎回きちんと磨くのは難しいと思います。そこで1日1回はきちんと磨きましょう。寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、むし歯になりやすいので、寝る前に必ず歯磨きをする習慣を付けてください。その時に必ずフロスも使用するようにしましょう。どんなに丁寧に磨いても歯と歯の間の汚れは取りきれません。

では何歳から歯磨きを始め、どのようにすれば良いのでしょうか?歯は1本でも生えてきたら歯磨きを始めましょう。初めのうちは、嫌がらない程度でかまいません。1歳6ヶ月ぐらいまでに徐々に慣らしていくようにしましょう。ガーゼで拭くということも聞きますが、ガーゼでは肝心な汚れは取れません。やはり歯ブラシを使って隅々を磨く事が原則です。

子供に電動歯ブラシを使って良いか聞かれることもあります。使っても良いですが、この時期はできれば普通の歯ブラシできちんと磨けるように習得するのが良いと思います。

仕上げ磨きは2年生ぐらい前では必要です。その後も週に1回ぐらいは口の中をみて、お子さんでは気づかないようなモノがないか確認しましょう。

3歳ぐらいになるとぶくぶくうがいが出来るようになりますが、個人差もあります。無理して教えなくても、まねをさせる程度でいつの間にか出来るようになります。

子供のデンタルリンスは、無理して使う必要は無いと思います。歯磨き粉にもフッ素は入っていますので、それで十分だと思います。

まずは、楽しい雰囲気で神経質になりすぎないように、家族みんなで歯磨きをしていきましょう。