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妊娠中はお口のトラブルが起りやすい
2022年3月21日
先日お話ししたようにおおたかの森は子育て世代が増加しております。街中で妊娠中でお腹の大きなお母さんもよく見かけます。
妊娠中は、女性ホルモンの作用で、唾液がネバネバしてお口の中を洗い流す働きが低下し、口腔細菌が増殖・変化してむし歯や歯肉炎になりやすくなります。
つわりのために歯みがきが出来ない、食事の回数が増えるなど、お口の中の環境を悪化させる要因も増えて、リスクが高まります。
妊娠中はレントゲンを撮ったり、抜歯などの外科処置・投薬は慎重にならなくてはなりません。妊娠前に歯科を受診した際、親知らずの状態を見てもらいましょう。診察やエックス線写真でむし歯にかかっていたり、歯肉の炎症を起こす可能性が高い場合は、事前に治療することをおすすめします。
歯周病が怖いのはお腹の赤ちゃんにも影響することです。歯周病は早期・低体重出産のリスクもあります。適切なケアをしましょう。
妊娠安定期に入れば、ある程度の歯科治療は可能ですが、出来ない処置もあります。
妊娠を希望される方は、同時に歯科も事前に受診することをおすすめします。