ブログ|流山市東初石・おおたかの森の歯医者|ここなつ歯科

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むし歯予防と歯並び育ては0歳から

2022年6月20日

歯並びの土台は授乳の時につくられます。歯が生えてくる頃に赤ちゃんの顎の発育が遅いと、歯の生えるスペースが狭くなるため、ねじれたり、重なって生えてしまいます。そのため、まず大切なのが授乳の仕方です。歯が生える前に、赤ちゃんがおっぱい吸う行為が唇や舌を使う筋肉を発達させ、その刺激で顎骨も発達するからです。

あごを育てる授乳のコツは①乳首をしっかりお口に含ませ、お口全体を使えるようにしましょう。②赤ちゃんの目を見ながら授乳しましょう。③哺乳瓶の場合は、乳首が劣化すると楽に飲めてしまうため、乳首はまめに取り替えましょう。

乳歯は3歳頃までに生えそろいます。生後7~8ヶ月ごろになると、赤ちゃんに始めて歯が生えます。1歳ごろには上4本、下4本の前歯が生え、2歳から3歳くらいまでに20本の乳歯がそろいます。

乳歯はむし歯になりやすいです。乳歯は永久歯に比べてエナメル質が柔らかく薄いため、むし歯になりやすいのが特徴です。痛みも感じにくいため、気づいたときはかなり進行していることも。乳歯のむし歯を放置していると、永久歯にも影響があります。

歯が生えたら定期的に歯科を受診して予防しましょう。