ブログ|流山市東初石・おおたかの森の歯医者|ここなつ歯科

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子供の食生活

2021年8月2日

夏休みを楽しんでいますか?家にいると幼稚園や学校と違い、ついついお菓子などの間食が増えていませんか?

お子さんの間食はとても大切なエネルギー源です。おやつを与えてはいけないわけではありません。幼児は一度に多くの量を食べることが出来ないため、食事回数が多くなるものです。そこであげ方、あげるタイミング、あげるものをそれぞれ工夫することが大切です。

甘い物

甘い物はむし歯になると思っている人も多いかと思います。でも甘い物だけではむし歯にはならないのです。寝る前には歯を磨く、フッ素を使うなど他のカリエスリスクを減らすことです。甘い物を食べるときは、だらだら食べないで、時間を決めて食べる。また、おやつの後、歯磨きをするかキシリトールガムを咬む、など。もちろん、甘い物ばかりを多量にとることは、全身の健康、発育のためにも望ましくないので少しずつ減らすようにしましょう。

野菜ジュース、スポーツドリンク

健康のためにと100%野菜ジュースやヤクルト、スポーツドリンクなどをあげている方も多いかと思います。しかしこれらもいわゆるジュースと一緒です。砂糖、果糖、ブドウ糖の標示がある場合は気を付けてください。ノンシュガーであればむし歯にはなりませんが。

甘い物を食べなければ

確かに甘い物をまったく食べなければむし歯は出来にくいと考えられますが、パンやスナック菓子、せんべいなど甘くないお菓子もむし歯菌は酸を産生しますので注意が必要です。

チョコレート

実はチョコレートのカカオ成分はむし歯を予防する成分が含まれているのです。アメリカにはカカオを入れた歯磨き粉も売られています。しかしチョコレートには砂糖が多く入っているためむし歯になりやすい食品です。

風邪薬

風邪薬のシロップにも砂糖は含まれています。寝る前に風邪薬のシロップを与えてそのまま寝るのが長期間続けばむし歯のリスクも上がります。子供が服用しやすいように砂糖で味付けがしてあるのです。気を付けてください。

寝る前のお茶

寝る前のお茶はむし歯予防になります。お茶にはフッ素やポリフェノールが含まれているので、虫歯予防になります。しかし緑茶などは着色の原因になりますので注意が必要です。

以上のようにあげるタイミングや、その後の対応、また何が含まれているのかを少し考えてみると予防につながるかもしれません。