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3歳までに歯みがきの習慣をつけましょう
2022年7月24日
赤ちゃんのむし歯の原因はどこからくるのでしょう。
むし歯はむし歯菌(ミュータンス金)によっておこります。ところが産まれたときの赤ちゃんのお口には、むし歯菌はいません。むし歯菌の多くは、お母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんなど一緒に過ごす時間が長い人のお口から入ってくるということがわかっています。出産前にお母さんのむし歯をゼロにしておくことが大切です。また、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんも同様です。
下記のようなことはできるだけ止めましょう。
● フーフーと息をかけて冷ました離乳食を与える。
● 大人が口に入れたスプーンやフォークをオアカチャンのお口に入れる。
● お口にキスをする。
0~2歳頃、下の前歯が生えてきます。保護者磨きのスタートです。まずはガーゼを指に巻き、赤ちゃんの歯をやさしくぬぐいましょう。
上の前歯が生えてきたら、歯ブラシを使ってみがきましょう。特に上の前歯はむし歯になりやすいので、歯と歯の間を丁寧にみがきましょう。
3~6歳は乳臼歯の生え始め。溝に汚れが溜まりやすいので、保護者磨きは念入りに。
【注意点】
● 子どもの頭をひざの上にのせる。
● ハブラシはヘッドが小さいものを。
● お母さんが歌を歌ったり、数を数えたりすると効果的。
● 子どものあごを手で支える。
● ハブラシは鉛筆を持つようにして、毛先を歯に対して垂直に当て、軽い力で横に小刻みに動かす。
● 痛くないようにみがく。上唇の裏側にあるヒダ(上唇小帯)はハブラシが当たると痛いので、人差し指でガードする。