ブログ|流山市東初石・おおたかの森の歯医者|ここなつ歯科

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虫歯の治療方法 自然界に存在するフッ素

2020年1月28日

虫歯の治療方法

ムシ歯の治療は大きく分けて、歯の神経に到達しているか否かで治療方法が変わります。

比較的初期のムシ歯で、神経にムシ歯が到達していない場合は、ムシ歯になってしまった歯質を専用のタービンという器具で削り取ります。タービンはキーンと大きな音がなり、歯科治療が苦手になる原因の1つだという方が多くいます。ここなつ歯科では減速タービンと言うものを使用し、なるべく音や振動が少なくてすむよう治療しています。

ムシ歯になってしまった部分は残念ながらムシ歯を取る方法しか治療法がありません。ムシ歯の部分を取り除いたらレジンと言われる樹脂で詰めたり、型をとり金属の詰め物を入れます。

小さなムシ歯の場合は樹脂を使った処置が一般的ですが、ムシ歯が大きかったり、範囲が広い場合には樹脂ではなく金属で対応することがほとんどです。

保健の治療では金属の詰め物(銀歯)になってしまいますが、自費の詰め物で白くしなやかな詰め物を入れる事が出来ます。自費と言うとかなり高いイメージを持つ方が多いと思いますが、費用を抑えた治療方法もありますので歯科医師と良く相談し治療方法を決めましょう。

自然界に存在するフッ素

以前、フッ素についてお話ししましたが、市販されているフッ素剤の他に自然界にもフッ素が存在しているのはご存知ですか?

販売されているフッ素入り歯磨き剤のフッ素含有量は300〜1500ppmですが、沼や川にも0.05〜2.0ppmほど含まれており、月の土にもフッ素が含まれているそうです。

濃度が高いフッ素は私達が口にする食べ物にも含まれています。比較的多く含まれている食材は食塩、魚介類、乳製品ですが、なかでもずば抜けて含有量が多いのが緑茶です。

緑茶の葉そのもののフッ素含有量は200〜400ppmと高く、抽出したお茶でも0.5〜2.0ppmとなかなかのものです。

市販のフッ素剤に比べれば濃度は低いですが、食事の際の飲み物をジュースから緑茶に変えてムシ歯予防をしてみましょう。