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歯の治療の痛み
2020年5月11日
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言の延長により、皆さんも日々、感染予防には努力されていることと思います。不要不急の外出は引き続き、みんなで控えていきましょう。
当院でも新型コロナウィルスによる感染予防対策として診療当日、来院時に「体調確認」「検温」「手指消毒」「治療前の洗口剤によるうがい」などを行っております。お手数をおかけしますがご協力お願い致します。
治療中も、フェイスシールドの着用、必要があれば防護服の着用、口腔外バキュームの使用、院内の換気、皆さんが触れる場所の消毒などにも、他院同様に力を入れております。
不要不急の外出だからと、お口の中の気になることを放置せず、まずはかかりつけの先生に相談し、その後、今すぐ治療が必要なのか、今は先延ばしにしても大丈夫なのか判断してもらいましょう。歯科の治療は、医療行為です。放置してあとで後悔しないようにしましょう。
さて、今回は「歯の治療の痛み」につてお話していきます。
歯の治療が嫌いな方っておおいですよね。
私も小さい頃から歯の治療はあまり好きではありませんでした。歯の治療が嫌いになる原因は様々ですが、1番は痛みだと思います。他の理由としては『音』、あの独特な「キーン」という大きな音、『消毒液の匂い』、『麻酔のビリビリ感』、『お水が口の中にたまり息が出来ない』、『オェッとなる感覚』、『ガリガリと頭に響く様な歯石除去』など本当にいろいろな理由があると思います。
ここなつ歯科ではそんな苦手を少しでも無くすよう、初診時に歯科の治療で苦手な事を聞いています。例えば、麻酔が苦手な方には電動の注射器を使用し痛みが少なく、麻酔の量を適正にし治療時には麻酔がしっかりと効き、治療後はなるべく早く醒めるように調整しています。削る時の音が苦手と言う方には一般的なタービンと言う機械に比べ音が小さくガタガタも少ない倍速エンジンという機械を使用し侵襲を少なくしています。水が溜まるのが苦手と言う方には常に水を吸い続ける細い管の様な器具を口の中に入れ、そもそも水を溜めないようにします。その他患者さんの苦手を少しでも減らす努力をしています。
歯の治療は痛くて辛いと思われる方も多いですが、少しの工夫で改善できる事も多くあります。
心配な方はどうぞご相談ください。納得のいく治療方法が見つかるまでじっくりとカウンセリングいたします。
歯科医師も患者さんも納得できる治療をしていきましょう。