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顎の痛み、音がなる
2020年8月19日
お盆休みも明け、夕方にはヒグラシの蝉が鳴くのを聞くようになりました。しかしまだまだ暑いですね。皆さん、熱中症には気を付けてください。
さて、口を開けたり閉じたりする時に耳の付け根あたりでカックン、コキッというような音がなることはありませんか?物を噛むと痛かったり、口を大きくあけてあくびをすると痛みがあったり、口が開きづらかったり。
そういった症状は顎関節症(がくかんせつしょう)と呼ばれるアゴの関節やその周囲が何かの原因で痛みが出たり、動きにくくなるの病気です。
顎関節症の多くは適切な対処で、日常生活に支障をきたすことがない状態になりますが、症状が重い場合そのままにしておくと改善が難しくなることもあります。
【顎関節症の代表的な症状】
- 顎関節やその周辺の違和感、痛み
- 噛む時の違和感、痛み
- 口を開け閉めする時の音
- 口が開かない
このような症状がある場合は無理に大きく口を開けたり、硬いもを食べないようにしましょう。
顎関節症は酷くなると肩こりや腕や指のしびれ、偏頭痛、耳や鼻にも不快感を覚えることもあります。このように症状は広範囲にわたり、人によっては軽い症状から重い症状まで、個人差が大きいのが特徴です。
【顎関節症の原因】
- 原因はいろいろなことが考えられます。
- 噛み合わせの異常
- 精神的緊張やストレス
- あごの周りの筋肉の緊張
- 無理な噛み合わせによる顎関節への負担
- 歯ぎし
- 悪習癖
顎関節症は複数の状態からなる場合が多いようです。
【顎関節症の治療法】
- 噛み合わせを治す
- マウスピース
- 入れ歯や被せ物などを入れる
- 重症の場合は手術をすることもあります
インターネット等で検索すると顎関節症の自分での治し方などが出てきます。
口を大きく開けない、硬いものを食べない、頬杖をつかない、うつ伏せで寝ない、ストレスを減らす、温める、マッサージをするなどと出てきますが、むやみに行う事で症状を悪化させてしまう事もあります。
自己診断せずにかかりつけの歯科医院にご相談下さい。