ブログ|流山市東初石・おおたかの森の歯医者|ここなつ歯科

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口内炎

2021年1月18日

口内炎は、口の中の粘膜に起こる炎症で、口の中の病気のなかでも良くできるものです。

口内炎ができる原因はビタミンの不足、ウイル感染、歯の尖った部分で擦れる、唇を噛む、歯ブラシで傷をつける、体調不良、ストレスなどです。

症状としては舌、歯茎、頬っぺたなどの粘膜が赤く腫れたり、しこりの様な潰瘍ができたり、水ぶくれの様な水疱ができます。ヒリヒリ、ピリピリしみて、痛みがあり、ピーク時には食事が取れないほどの痛みになる事もあります。

そんな辛い口内炎には種類がありますが、もっとも多いのがアフタ性口内炎とよばれるもので、白っぽい潰瘍が何ヶ所かできる事があり、再発しやすいのが特徴です。アフタ性口内炎の発生原因は明らかになっていませんが、ウイルスが原因とも考えられています。ほとんどの場合は1〜2週間で治ります。アフタ性口内炎を何度もくりかえす症状を再発性アフタともいい、とくに子どもや女性、口内炎を気にして何度も触ってしまう人などに多くみられます。

口内炎の治療は

①口の中を清潔に保つ

口のなかが汚れていると口内炎の原因となるウィルスを増やし口の中の菌のバランスを崩す事になります。

歯ブラシやマウスウォッシュなどを使用し口の中を清潔に保つことが重要です。

②ビタミンを摂取しバランスの良い食事を心がける

口内炎は体調不良により免疫力が低下する事によっておこります。ビタミンB2には粘膜の修復作用があり、ビタミンCは細菌に対する抵抗力を強めてくれます。

③患部に当たる箇所を和らげる

歯の尖っている部分や引っかかる部分を調整し、繰り返し当たらないようにします。また、唇を頻繁に噛んでしまうのは噛み合わせが悪い可能性があります。噛み合わせを調整する事でバランスを整えます。

④患部を保護する

塗り薬や口内炎用パッチなどを使用し患部を保護します。

出来てしまった口内炎は非常に辛いものです。

できる前の予防として、バランスの良い食事を心がけ、睡眠を十分にとり免疫力を高めましょう。また、歯磨きをこまめに行い口の中を清潔に保ちましょう。むし歯や治療途中のまま放置してしまっている歯などは菌の温床になります。しっかりと治療しましょう。

口内炎は自然に治る事がほとんどですが、2週間以上長引く場合には他の病気である可能性もあります。

口内炎だからと放置せず歯科医院にご相談下さい。